第67回カンヌ國際映畫祭が14日（現(xiàn)地時間）、フランスのカンヌで開幕した。同映畫祭の會長を37年務(wù)めたジル?ジャコブ會長が同映畫祭終了後に會長を退任することを表明しているほか、「ダルデンヌ兄弟」として知られるベルギーの映畫監(jiān)督ジャン＝ピエール&リュック?ダルデンヌやカナダを代表する映畫監(jiān)督デヴィッド?クローネンバーグ、英國の映畫監(jiān)督ケン?ローチ、マイク?リー、トルコの映畫監(jiān)督ヌリ?ビルゲ?ジェイランなど、各國の巨匠が勢揃いするなど、今年の同映畫祭も見どころ満載となっている。華西都市報が報じた。

　コンペティション部門において、中國映畫はノミネートを逃したものの、中國の映畫関係者400人以上が同映畫祭に參加する。また、賈樟柯（ジャ?ジャンクー）監(jiān)督がコンペティション部門の審査委員を務(wù)めるほか、中國の「七星娯楽媒體集団」の呉征主席が製作費を投資し、プロダクションマネージャーを務(wù)めた仏映畫「グレース?オブ?モナコ　公妃の切り札」がオープニング作品として上映され、さらに姜文（ジャン?ウェン）監(jiān)督の新作「一歩之遙」、張蕓謀（チャン?イーモウ）監(jiān)督の新作「帰來(Coming Home) 」、呉宇森（ジョン?ウー）監(jiān)督の新作「太平輪(The　Crossing)」などが非コンペティション部門で上映される。

　仏のオリヴィエ?ダアン監(jiān)督が旗を振った「グレース?オブ?モナコ　公妃の切り札」は、中國の企業(yè)が初めて主導(dǎo)して製作された「コンペティティブ」型映畫。ヒロインである、人気絶頂のさなかにハリウッドを去り、モナコ公妃となった故グレース?ケリーを、米人気女優(yōu)ニコール?キッドマンが演じている。

　自信作を引き下げて同映畫祭に出席する予定の中國の監(jiān)督のうち、張蕓謀監(jiān)督は、「謀女郎」（張蕓謀監(jiān)督作品の主演女優(yōu)）と呼ばれる鞏俐（コン?リー）や新「謀女郎」である張慧雯（キャンディ?チャン）らと共に、姜文監(jiān)督は、人気女優(yōu)の周韻(チョウ?ユン)や舒淇（スー?チー）、那英（ナー?イン）らと共に、呉宇森は、女優(yōu)?章子怡（チャン?ツィイー）やソン?ヘギョらと共に出席する。（編集KN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月16日