資料寫真

中國の稅関総署が10日に発表したデータによると、2024年1-11月には、中國の物品貿(mào)易の輸出入総額が前年同期比4.9％増の39兆7900億元（1元は約20.9円）に達した。そのうち輸出は同6.7％増の23兆400億元、輸入は同2.4％増の16兆7500億元となり、対外貿(mào)易の運営狀況は全體として安定していた。同署統(tǒng)計分析司（局）の呂大良司長（局長）は、「対外貿(mào)易分野の既に打ち出されている関連政策と新たな政策が協(xié)同して力を発揮するのにともない、今年の対外貿(mào)易は安定した狀態(tài)で一年の終わりを迎え、質(zhì)の向上と量の安定の目標を達成するだろう」と述べた。

注目されるのは、中國の物品貿(mào)易の月間輸出入額が8ヶ月連続で成長したことだ。対外貿(mào)易は製品構造が最適化を続け、國際市場での競爭における優(yōu)位性が徐々に際立ち、とりわけ新興分野で力強い成長の勢いを示し、電気機械製品が輸出に占める割合が6割に迫った。

データを見ると、1-11月の中國の電気機械製品輸出額は前年比8.4％増の13兆7000億元で、輸出全體の59.5％を占めた。そのうち自動データ処理設備及びその関連部品が同11.4％増、集積回路が同20.3％増、自動車の輸出が同16.9％増と、それぞれ2桁の成長を達成し、中國製電気機械製品が國際市場で極めて高い競爭力を持っていることを示すとともに、中國の輸出が最適化と高度化を続けていることも示した。

中國電気機械製品輸出入商會の高士旺スポークスマンは、「電気機械製品は11月の輸出が好調(diào)で、成長率は通年の平均水準を上回り、12月も相対的に安定した成長ペースを維持する見込みだ。成長の主な原因は外部需要と中國の産業(yè)全體の供給狀況が比較的安定していたこと、コンピューターや集積回路などの重點産業(yè)の輸出が好況を維持したことだ」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月11日