活気あふれる海浜都市である広東省深セン市は、ここ數年、ナイトタイムエコノミーが著しく発展してきた。その中でも、塩田港の「塩港夜市」は、その獨特な魅力によって、同市のナイトタイムエコノミーの象徴的存在になっている。人民網が報じた。

塩港夜市の會場から俯瞰した塩田港（撮影?張璐璐）。

夜の帳が降りると、塩港夜市は煌々とした燈りに包まれ、大いににぎわう。塩港夜市は、塩田區の康頤路と倚山路の交差する空翠臺にある。ここでは若者に人気の車のトランクに商品を並べて販売する「カーブーツマーケット」のスタイルで、ユニークな裝飾が施された車両がずらりと並び、夜市の華やかな風景を作り上げている。夜市には、料理の美味しそうな香りが漂い、クラフトビールや焼き鳥、ラーメン、おでん、エッグワッフルなど、いろいろな軽食が揃っており、思わず食欲がそそられる。

塩港夜市の一角（撮影?張璐璐）。

夜市の軽食を味わう観光客（撮影?張璐璐）。

塩港夜市は、グルメのスポットであるだけでなく、文化?娯楽?レジャーを統合した総合的な夜間消費スポットでもある。夜市には、プロレベルの沒入型マルチメディアステージが設けられており、來場者は、美味しい料理を味わいつつ、視覚と聴覚の饗宴を楽しめる。また、夜市では、クロスボーダーグルメ祭りや文化體験ウィークなど各種テーマイベントが定期的に開催されており、國內外から大勢の観光客が訪れている。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年11月29日