ここ數(shù)年、粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）では鉄道の現(xiàn)代化発展が新たな成果を上げ続けている。広州南駅を出発すると、1時(shí)間以內(nèi)に大灣區(qū)のすべての都市に行けるようになっているため、越境通勤する2都市での生活を送る若者がますます増えている。

90後（1990年代生まれ）の靜靜さんは會(huì)社が香港特別行政區(qū)に、自宅が広東省深センにある越境通勤族だ。毎朝、地下鉄で深セン北駅まで行き、高速鉄道に乗って18分で香港西九竜駅に到著し、改札を出てから最短15分で出入境審査所を通過(guò)すると、徒歩15分でオフィスの自分のデスクに到著する。

「高速鉄道でコーヒーを1杯飲んでいる間に、降りる駅に著いてしまう」と話す靜靜さんは、毎日このように香港特區(qū)-深セン間を往復(fù)する生活を続けて1年になった。高速鉄道に乗らなければならないが、時(shí)間はそれほどかからず、香港に住んでいる多くの同僚よりもかえって便利なくらいだという。

靜靜さんは非常に明確なキャリア計(jì)畫を立てており、「以前は北京にある企業(yè)でマーケティングをしていたが、去年5月に香港特區(qū)に転職してプロジェクトマネージャーの仕事をするようになった。プロジェクト管理に関わる一連の経験から學(xué)び、自分の成長(zhǎng)の可能性を広げたいと思ったのが転職の主な動(dòng)機(jī)だ。香港に來(lái)るまで、越境通勤がこれほど便利だとは思わなかった。前より通勤時(shí)間が短くなった」と話した。

靜靜さんは、「現(xiàn)在のような通勤スタイルを選択したのは、熟慮の結(jié)果でもある」とし、「香港特區(qū)で部屋を借りると家賃が高いが、深センならそれに比べれば安い家賃でより快適な居住環(huán)境を享受することができるし、部屋ももっと広くなる」とした。

靜靜さんは、「高速鉄道での通勤は本當(dāng)にとても快適。座席もエアコンもあるし、車內(nèi)で朝ご飯も食べられるし、疲れたら眠ることもできる」と話した。

靜靜さんの會(huì)社周辺の様子。

片道の運(yùn)賃は80元（1元は約20.9円）以下で、1ヶ月の通勤交通費(fèi)は2000-3000元前後になる。香港で部屋を借りた場(chǎng)合の家賃コストと比べ、非常にコストパフォーマンスがいいと言える。

高速鉄道の正確な定時(shí)運(yùn)行により、靜靜さんは分単位での精密な移動(dòng)プランを立てることができ、たまに殘業(yè)で予定の列車に乗れなかったとしても、高速鉄道のキャンセル?変更サービス「霊活行」があるので問(wèn)題ないのだという。

靜靜さんの実家は貴州省にある。深センに來(lái)るまで、帰省には飛行機(jī)を使っていたが、「深センに來(lái)てから、帰省が楽になった。高速鉄道に乗れば數(shù)時(shí)間で家に帰れる。両親もよく高速鉄道に乗って私に會(huì)いに來(lái)る」という。靜靜さんは、「將來(lái)は、深セン北駅の近くに自分のマンションを買いたい」と話し、これからの生活への期待に目を輝かせていた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年11月29日