李強総理が第7回中國國際輸入博覧會開幕式で基調演説
李強総理は5日、上海で第7回中國國際輸入博覧會(輸入博)ならびに虹橋國際経済フォーラムの開幕式に出席し、基調演説を行った。新華社が伝えた。
李総理は「中國にとって輸入博の開催は開放的協力を拡大する重要な措置であり、世界に対する厳かな約束だ。現在の世界は百年間なかった変化が加速し、反グローバリズムの思潮が臺頭し、一國主義と保護主義が強まり、世界の平和発展事業の直面する不安定化要因と不確定要因が増加している。このような狀況であればあるほど、我々はなおさらに開放を堅持し、拡大し、高め、永続的な平和?安定と発展?繁栄を後押しする必要がある」と指摘。次の3點を提言した。
(1)約束の遵守を堅持する中で開放のコンセンサスをより良く形成する。各國は共同で國際経済?貿易の秩序とルールを遵守し、多國間経済?貿易協定を的確に履行するべきだ。中國はさらに制度型開放を拡大し、高水準の國際経済?貿易ルールとの整合性を積極的に図り、自由貿易試験區の高度化戦略を深く実施していく。
(2)互恵?ウィンウィンを堅持する中で開放の空間をより良く拡大する。各國は相互成果の度量を堅持し、より緊密な市場と資源の連攜を通じて、イノベーション協力により有利な方法で、新たな発展の空間を切り開くべきだ。中國は片務的な開放措置の実施、後発開発途上國の全関稅品目に対する関稅免除措置の確実な実行を含め、超巨大市場をさらに開放し、輸入博や中國輸出入商品交易會(広州交易會)をしっかりと開催し続け、中國の大きな市場を本當の意味で世界の大きなチャンスへと変えていく。
(3)運命を共にすることを堅持する中で開放の使命をより良く擔う。中國は世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易體制を斷固として守り、グローバル化によるメリットを発展途上國がより良く分かち合うことを支持する。引き続き各國と國際経済機関における調整や協力を緊密化し、WTO「開発のための投資円滑化協定(IFD)」などの実行を率先して図り、手を攜えて開放型世界経済を構築していく。中國経済の良好な基調は変わっておらず、中國政府には経済の持続的好転を促進し、世界の発展促進と人類の幸福増進により大きく貢獻していく能力がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月6日
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