世界気象機(jī)関（WMO）は現(xiàn)地時(shí)間今月5日、「大気質(zhì)?気候公報(bào)」を発表した。気候変動(dòng)や山火事、大気汚染が人間の健康や生態(tài)系、農(nóng)業(yè)生産にスパイラルな悪影響を及ぼしているほか、大気汚染が原因で、毎年450萬人以上が早死にしており、巨額の経済損失や環(huán)境コストをもたらしているとしている。中央テレビニューが報(bào)じた。

9月6日、北京で撮影された朝焼け。

長期間にわたってPM2.5（微小粒子狀物質(zhì)）を吸い込むと、深刻な健康被害をもたらす。その発生源には、化石燃料の燃焼による排出、山火事、砂漠から舞い上がった砂などがある。データによると、北米の山火事により発生したPM2.5の量が極めて多くなっていた。その他、人間の活動(dòng)や工業(yè)活動(dòng)で発生する汚染物質(zhì)の増加が原因で、インドのPM2.5の水準(zhǔn)が平均水準(zhǔn)より高くなっていた。一方、人為的な排出が減少している中國や歐州のPM2.5の測定値は平均水準(zhǔn)を下回っていた。

9月6日、朝焼けが消え、空に浮かぶ流れる油絵のような雲(yún)。

また同報(bào)告によると、微小粒子狀物質(zhì)は、人間に深刻な健康被害をもたらすほか、農(nóng)業(yè)にも大きな影響を與え、農(nóng)作物の生産量が減少している。ある実験では、汚染が深刻な地域では、微小粒子狀物質(zhì)の影響で農(nóng)作物の収穫量が15％も減ったことが分かった。また、農(nóng)業(yè)自體も微小粒子狀物質(zhì)の発生源となっており、わらを燃やしたり、肥料や農(nóng)薬をまいたり、田畑を耕したり、収獲したり、家畜排せつ物を保管?使用したりした場合も、微小粒子狀物質(zhì)が発生していた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月6日