20日に発表された「2024年産業名區?産業名県の質の高い発展評価研究」報告書によると、2023年末現在、中國には地域の國內総生産（GDP）が1000億元（1元は約20.4円）を超える「千億県（産業名県）」が58ヶ所、「千億區（産業名區）」が143ヶ所あり、全國のGDPへの寄與度は28％を超え、「専精特新（専門化?精密化?特徴化?新規性）」の小巨人企業（高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業）の31％以上を擁する。

同研究によれば、GDPが1000億元を超える産業名區と産業名県は地域経済の質の高い発展を支える重要な存在だ。

データを見ると、23年末現在、中國に58ヶ所ある「千億県」は陸地面積で全國の1.17％を占め、全國のGDPへの寄與度は7.39％に上り、一定規模以上の工業企業（年売上高2000萬元以上の企業）の付加価値の約10％、「専精特新」の小巨人企業の約7％を占める。そのうち長江デルタ地域が33ヶ所に上り、「千億県」全體の56.89％を占めた。

中國に143ヶ所ある「千億區」は國土面積の0.96％の面積で、全國のGDPへの寄與度は20.79％に上り、「専精特新」の小巨人企業の約24％を擁し、東部地域が初めて90ヶ所を突破した。そのうち粵港澳大灣區（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區によって構成される都市クラスター）が25ヶ所に上り、國土面積の0.41％の面積で、全國のGDPへの寄與度は6％を超え、経済密度は1平方キロメートル當たり5億7600萬元に達した。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年8月21日