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中國の大型シールドマシン、水中掘進の最深記録を更新

人民網日本語版 2024年08月20日13:52

珠江口の海面から106mの地點で19日、シールドマシン「深江1號」が予定の掘進任務を順調に完了するにつれ、中鉄十四局が建設を擔當する深江高速鉄道珠江口トンネルの施工が順調に、同トンネルシールドマシン區間の最低地點に到達した。これは中國の大型シールドマシンの水中掘進の最深記録だ。中國新聞網が伝えた。

全長13.69kmの珠江口トンネルは、深江高速鉄道の重點工事で、「鉱山法+シールドマシン法」の組み合わせを採用して施工。広東省の東莞市から広州市の南沙方向に3590m掘進する。掘削の過程で、直徑13.24mの「深江1號」は、複數の主要航路を跨ぎ、13種類の地層と5種類の複合地質を相次いで通過した。全斷面硬巖掘進距離は2.75kmで、花崗巖の強度は最大124.6MPa。さらに17本の破砕帯と分岐帯を連続で通過した。同區間の複雑な水文及び地質條件は、工事に大きな困難をもたらした。

中鉄十四局深江高速鉄道プロジェクトの陳興飛チーフエンジニアは、「『深江1號』は2021年12月にスタートし、969日かけて下りながら掘進し、最終的に106mの最低地點に到達した。掘進の中で、長さ490mの破砕帯及びその分岐は地質條件が最も複雑で、施工の難易度が最も高かった區間だ」と述べた。

深江高速鉄道は粵港澳大灣區(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區によって構成される都市圏)の中心に位置し、中國の「8縦8橫」高速鉄道網沿海ルートの重要な構成部分だ。開通?営業開始後は粵港澳大灣區の30分生活圏?経済圏の構築に役立つ。深センの前海自由貿易エリアと広州の南沙自由貿易エリアが、高速鉄道により30分で結ばれることになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年8月20日

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