北京市から浙江省杭州までを結(jié)ぶ大運(yùn)河「京杭大運(yùn)河」が世界文化遺産に登録されて今年で10周年を迎えたのを機(jī)に、中共中央サイバーセキュリティ?情報化委員會弁公室、中國國家文物(文化財)局、人民日報社、江蘇省黨委員會サイバーセキュリティ?情報化委員會が共催する「何以中國·運(yùn)載千秋」をテーマとしたオンラインPRイベントが今月22日、江蘇省揚(yáng)州市でスタートした。

中共中央サイバーセキュリティ?情報化委員會弁公室の荘栄文室長は、「今年、『京杭大運(yùn)河』が世界文化遺産に登録されて10周年を迎えた。インターネットを通して、大運(yùn)河文化を大々的にPRし、新時代文化の伝承と発展を促進(jìn)するほか、新技術(shù)と新応用を積極的に活用し、多言語で、マルチルート、クロスプラットフォーム、文化の枠を越えたPRを積極的に展開し、中國と海外が優(yōu)れたものを分かち合い、より優(yōu)れたものを創(chuàng)り上げる文明の感動的な物語を綴り続けなければならない」とした。

江蘇省の許昆林省長は、「大運(yùn)河國家文化公園を唯一重點(diǎn)的な建設(shè)エリアとして、その美しさと豊かな水の流れを守るというのは、全力で果たすべき責(zé)任であり、必ず対策を講じなければならない。當(dāng)省は今後も大運(yùn)河國家文化公園の建設(shè)を推し進(jìn)め、『南水北調(diào)』（南方地域の水を北方地域に送り水不足を解消するプロジェクト）の東ルート（長江下流の江蘇省揚(yáng)州市から長江の水を引いて北方に送水するルート）を、きれいな水が流れるハイクオリティな回廊とするよう取り組んでいく」とした。

人民日報社の于紹良総編集長は、「『京杭大運(yùn)河』が世界文化遺産に登録されて10周年を迎えた今年に、世界遺産申請の主要都市である江蘇省揚(yáng)州市と共同で『何以中國·運(yùn)載千秋』をテーマとしたオンラインPRイベントの始動セレモニーを開催することは時宜にかなっている。このPRイベントは、『千年以上の歴史を誇る運(yùn)河の極意』を引き出し、中華の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化の魅力を多くの人、特に若者に屆けていく」とした。

中國文化?観光部（省）の李群副部長は、「習(xí)近平氏を核心とする中共中央は大運(yùn)河の保護(hù)と伝承、利用を非常に重視している。大運(yùn)河が『世界文化遺産』に登録されてからの10年、中國は大運(yùn)河関連の文化財?文化遺産の保護(hù)と伝承強(qiáng)化に力を入れ、大運(yùn)河保護(hù)の『中國の経験』は世界的に高く評価されている。新たな歴史のスタート地點(diǎn)に立ち、習(xí)近平氏の文化的思想を徹底して実行に移し、大運(yùn)河の文化遺産保護(hù)と伝承、宣伝、PRを強(qiáng)化しなければならない。また、交流と相互參考を強(qiáng)化し、大運(yùn)河文化を世界に発信し、一人でも多くの人に、リアルな中國の全體像を立體的に知ってもらえるようにしなければならない」とした。

中共中央サイバーセキュリティ?情報化委員會弁公室の副主任を務(wù)める、中國國家インターネット情報弁公室の牛一兵副主任と、江蘇省黨委員會の常務(wù)委員を務(wù)める、同委員會宣伝部の徐纓部長が、始動セレモニーの関連のプログラムの司會者を務(wù)めた。

PRイベントには、「江蘇タイム」というコーナーも設(shè)置され、メディア?コンバージェンス関連の一連のプロジェクトのほか、世界文化遺産登録10周年を迎えた大運(yùn)河の江蘇區(qū)間の重要な考古學(xué)的成果も発表された。

始動セレモニーには、中共中央サイバーセキュリティ?情報化委員會弁公室や國家文物局、江蘇省、揚(yáng)州市の関連當(dāng)局、人民日報社、及びメディアの記者ら約300人が參加した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月24日