中央軍事委員會政治活動會議が延安で開催 習近平総書記が重要談話
6月17日から19日にかけて、中央軍事委員會政治活動會議が陝西省延安市で開催された。習総書記が會議に出席し、重要談話を発表(撮影?李剛)
中央軍事委員會政治活動會議が17日から19日まで陝西省延安市で開催された。習近平中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)が會議に出席し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「軍隊に対する黨の絶対的な指導を堅持し、新時代の政治建軍方針を貫徹?実行し、政治建軍の時代の要請をしっかりと把握し、建軍百年奮闘目標達成の難関攻略戦に力を盡くすことに焦點を合わせ、徹底的な自己革命精神を発揚し、政治的是正?鍛錬を深め続け、政治的に揺るぎない黨組織を鍛造し、忠誠心があり、清廉で責任感のある、軍強化の重任を擔うことのできる資質の高い幹部集団を鍛造し、軍強化の事業を政治的に揺るぎなく保証する必要がある」と強調。
「我々は10年前、古田で全軍政治活動會議を開いた。そして本日、延安で軍事委員會政治活動會議を開き、改めてそのルーツへと立ち返った。新時代の新たな道のりにおいて、國家と軍隊の強化の展望は明るいが、任務は極めて困難だ。全軍の高級幹部は初心と使命を胸に刻み、延安精神を率先して発揚し、革命的鍛造を率先して強化し、黨と人民から與えられた歴史的重任を擔い、將兵を団結させて率い、建軍百年奮闘目標達成の難関攻略戦に力を盡くし、軍強化事業を不斷に前進させていく必要がある」と指摘した。
習総書記は「中國共産黨第18回全國代表大會(第18回黨大會)以來、黨中央は古田全軍政治活動會議を招集し、整風精神によって政治的是正?鍛錬を推し進め、未曾有の決意で確固として揺るぎなく全面的に厳格な黨內ガバナンス、全面的に厳格な軍隊ガバナンスを行い、新時代の政治建軍において歴史的成果を収めてきた。革命的な政治的鍛造なくして、新時代における人民の軍隊の偉大な変革はありえない」と指摘。
17日午後、軍事委員會の指導グループや各當局の主要責任者を伴って王家坪革命跡地を訪れた習総書記(撮影?李剛)
「第18回黨大會以來、我々は政治建軍の理論的探求と実踐的創造を深く推し進め、新時代における政治的建軍方針を形成し、政治建軍が人民の軍隊を築くうえでの基礎であることを明確にし、政治活動が永遠に我が軍の生命線であることを明確にし、政治上の根本を正し根源を清くするうえで政治的是正?鍛錬を際立たせるべきであることを明確にし、思想的指導が全ての指導の掌握における基礎であることを明確にし、黨の力が組織に由來し、部隊の団結力と戦闘力が組織に由來することを明確にし、軍隊は常に黨に忠実で信頼できる者の手中に掌握されるべきであることを明確にし、厳格であってこそ綱紀を正すことができ、厳格であってこそ軍の権威を正すことができ、厳格であってこそ戦闘力を生み出せることを明確にし、軍の中に腐敗分子の隠れ場が絶対にあってはならないことを明確にし、風紀が優れていてこそ英雄的部隊を築くことができることを明確にし、軍隊と政府、軍隊と人民の団結が我が軍の勝利の決め手であることを明確にした。新時代における政治建軍方針を、我々は全面的かつ正確に學び、會得し、いささかも揺らぐことなく貫徹?実行し、実踐の中で絶えず充実させ、発展させる必要がある」と強調した。
習総書記は「現在、世界、國家、黨、軍隊の情勢にはいずれも複雑で計り知れない変化が生じており、我が軍は政治的に入り組んだ複雑な試練に直面している。政治建軍時代の要請をしっかりと把握し、一刻も止まることなく政治建軍を推し進め、人民の軍隊が常にその性質と趣旨を保ち、常に勇敢に戦い、必ず勝利し、常に団結?奮闘し、常に人材を輩出し、常に清く栄えあるものであり、常に法規に厳正であり、新時代の條件下で、我が軍の政治的優位性を不斷に強化するようにしなければならない」と指摘。
17日午後、會議の全代表に親しく接見した習総書記(撮影?李剛)
新たな道のりにおいて政治建軍を推進するために押さえるべき重點的取り組みとして、次の6點を挙げた。
(1)思想改造の自覚性と徹底性の強化。
(2)黨組織の指導力、組織力、執行力の向上。
(3)幹部集団の形成強化。
(4)腐敗を招く溫床と環境の除去。
(5)任務遂行における精神の向上。
(6)政治活動における優れた伝統の回復と発揚。
習総書記は「政治建軍の推進は全軍共通の責任であり、軍事委員會は統一的指導を強化し、軍事委員會政治活動部、紀律検査委員會、政法委員會は協調と協力を強化し、各機関?各當局は職責を履行し、責任を盡くし、政治建軍の新局面を切り開くべく努力し、我が黨の指導するこの英雄的軍隊をさらに頑強に鍛造し、卓越した成果によって建軍100周年を迎える必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年6月20日
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