日給2萬円も夢ではない!漢服専門のメイクアップアーティストが引っ張りだこに
「やっても、やっても終わらない。朝の6時(shí)から夜の12時(shí)まで働いていることもしょっちゅう。観光客は寢る時(shí)間も惜しんでいるかのようで、みんな漢服が大好き!」と話すのは「90後(1990年代生まれ)」の李新敏さん。河南省洛陽市で漢服専門のメイクアップアーティストとして働いている。李さんは最速で30分あれば、一人の女性を漢や唐の時(shí)代へと「タイムスリップ」させることができるという。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
李さんは數(shù)年前に出産してからはずっと働きに出ていなかったが、偶然の機(jī)會(huì)から洛陽市老城區(qū)政府が企畫した漢服専門のメイクアップアーティスト無料トレーニングクラスに參加した。そして、10日間のクラスで、唐代や明代、少數(shù)民族といったスタイルのメイクアップを習(xí)得した。
そして思いがけなかったことに、トレーニングクラスを卒業(yè)したその日のうちに、家の近くの漢服體験館で働くことが決まったという。「働き始めたばかりの時(shí)は1人のメイクアップに1-2時(shí)間もかかっていた。でも、少しずつ慣れていき、今ではオンシーズンになると、1日に1千元(1元は約21.7円)以上稼げるようになった」と話す。
仕事の時(shí)間は自由が利き、お金も稼げて、家からも近いため、李さんはこの仕事にとても満足している。さらに、腕を磨き続けるために、彼女は政府が企畫したメイクアップレベルアップクラスにも參加し、観光客に提供できるラインナップが増えたという。
今年の春節(jié)(舊正月、今年は2月10日)前から現(xiàn)在まで、李さんは「フル回転」?fàn)顟B(tài)で、體は疲れているものの、「漢服が好きで、洛陽市に來る人がどんどん増えるのを見て、とても誇りに感じる」と充実感に浸る。そして、「今では若い女性だけでなく、多くの男性や中年、高齢の人も漢服を著て、『タイムスリップ』する感覚を體験して楽しむようになっている」と話す。
漢服を著るだけでなく、漢服の背後にある文化に対する理解を深めたいと考える人も多いため、客との會(huì)話を弾ませるために、李さんは仕事の合間を利用して勉強(qiáng)を続けており、「民族の自信や文化の自信という言葉をよく聞くけれど、私は『漢服ブーム』は中國の自信の表れで、中國のトレンドだと思っている」と話す。
洛陽市は今、旅行のオンシーズンを迎えており、街の至る所で、ミステリアスな漢服を風(fēng)になびかせ、扇子で顔を隠す女性たちを目にすることができ、思わずうっとりと見とれてしまう。
洛陽ではすでに、漢服のデザインから生産、メイクアップ、付き添いカメラマンといったサービスの産業(yè)チェーンが形成されており、漢服體験館の數(shù)は1200軒以上に達(dá)している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月30日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn