中國が2タイプの再使用型キャリアロケットを2025年と2026年に打ち上げへ
人民網日本語版 2024年03月05日16:11
2024年全國両會(全國人民代表大會?中國人民政治協商會議全國委員會)が北京で開催される中、中國人民政治協商會議全國委員會の委員を務める中國航天科技集団一院の新型キャリアロケットのチーフエンジニア?容易氏は、「當社は現在、直徑4メートル級と5メートル級の再使用型キャリアロケットの研究開発を加速させており、2025年と2026年に初の打ち上げを行う計畫」と明らかにした。科技日報が報じた。
容易氏は、「ここ數年、中國は再使用型キャリアロケットのキーテクノロジーのブレイクスルーを次々と実現してきた。全體的に見て、研究開発が非常に順調に進んでいる。従來の使い捨て型と比べると、再使用型には、▽帰還時に目的の場所に正確に著陸させる必要がある▽著陸する際、衝撃を減らし、転倒を避ける必要がある▽再使用するために、機體の耐久性を高くする必要がある▽必要に応じて、機體の一部を速やかに修理?メンテナンスする必要がある‐‐‐という4つの面でキーテクノロジーが駆使されている」と説明した。
中國航天科技集団によると、昨年にはすでに垂直離著陸?ホバリング試験が終了し、再使用型キャリアロケットのキーテクノロジーのブレイクスルーが実現したという。同集団は現在、商業宇宙飛行市場に対応できる製品開発を加速し、再使用型キャリアロケットの技術を高め、宇宙飛行輸送システム技術のアップデートを促進している。また、商業宇宙飛行市場向けの液體酸素とメタンを推進剤とするエンジンYF-209などの製品を開発している。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年3月5日
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