中國の南極秦嶺基地が運用開始 中國が発表した南極の地名は364に
人民網日本語版 2024年02月08日13:22
秦嶺基地
中國の5つ目の南極観測基地である秦嶺基地が7日、運用開始となった。これにより、雪に覆われた南極大陸にまた中國語の地名が一つ増えた。同基地は通年の科學観測拠點として、陸地や海洋、大気、氷河などの複數學科の総合科學観測プロジェクトの実施を単獨でサポートすることができる。
中國大陸における南北の分水嶺である秦嶺は、東西を結び、南北を融合し、萬物を育んでいる。このような中華民族の祖脈とも言える秦嶺の名を同基地につけたのは、脈々と続く中華の歴史と文化の記憶を伝承する一つの精神的象徴と言える。新基地主體のデザイン理念は、「鄭和の西洋下り」で目印として使われた南十字星をベースにしている。建築面積は5244平方メートルで、夏季観測者80人、越冬観測者30人を収容できる。軽量で高い強度を誇る建築技術と材料は、マイナス60度の超低溫と海岸環境の強い腐食に対する耐久性に優れている。
「長城灣」の風景(資料寫真)。撮影?張建松
中山基地「パンダ埠頭」(資料寫真)。撮影?張建松
「中山灣」の風景(資料寫真)。撮影?張建松
中國南極測量研究センター教授で、南極研究科學委員會南極地理情報常任委員會共同議長の李斐氏は、「中國の南極の地名命名は初の南極科學観測から始まった。観測隊は『長城灣』という南極の地名をつけ、中國の南極地名命名の幕を開けた。現在までに中國は364の南極の地名を発表している」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年2月8日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn