中國、極地で初の生態水中ブイを設置
人民網日本語版 2024年01月08日10:48
中國第40次南極観測隊は北京時間6日、アムンゼン海で深水生態水中ブイの設置に成功した。これは中國が初めて極地で設置した生態水中ブイでもある。新華社が伝えた。
観測隊の王金輝副隊長は、「この水中ブイの主要生態センサーは重點研究開発プロジェクトを利用して獨自に研究開発されたもので、光學?音響學的手段により上層海洋のオキアミの長期間探査を行う。この水中ブイの設置水深は約3000mで、1年間の設置を計畫。オキアミの長期間データ及び関連する生態環境のパラメータ?データを収集する」と説明した。
この生態水中ブイの設置は、南極のオキアミの季節的な分布の特徴をより良く把握し、世界的な溫暖化を背景とする南極の主要生物個體群の狀態及び気候変動の潛在的な影響を分析し、南極の海洋生態系の保護に科學的な根拠を提供するのに役立つ。
中國第40次南極観測は中國自然資源部(省)が企畫し、極地科學観測砕氷船「雪竜」號、「雪竜2」號、各観測基地を利用し一連の総合調査?モニタリングを行い、世界的な気候変動における南極の役割の研究を深める。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年1月8日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn