世界初! 內蒙古で重希土類新鉱物を発見
人民網日本語版 2024年01月16日13:25
內蒙古(內モンゴル)自治區科學技術庁が15日に明らかにしたところによると、このほど終了した國家自然科學基金委員會「戦略的重要金屬超常蓄積鉱化作用動力學」重要研究改革集約プロジェクト2023年度進捗報告會で、中國地質大學(北京)の李國武教授が正式に、包頭白雲鄂博(バインオボー)で全く新しい構造の重希土類新鉱物「白雲イットリウム?バリウム鉱」を発見したと発表した。科技日報が伝えた。
白雲イットリウム?バリウム鉱は白雲鄂博深部コア鉱で発見されたもので、イットリウム、ジスプロシウム、ガドリニウム、エルビウム、ルテチウムなどの重希土類元素が含まれている。中國科學院の李獻華院士は、「白雲イットリウム?バリウム鉱は全く新しい構造及び全く新しい成分の新鉱物であり、世界で初めて発見されたフルオロカーボネート重希土類新鉱物でもある」と説明した。
白雲鄂博鉱床における重希土類元素の賦存狀態及び資源の見通しは重要な科學的問題だ。白雲イットリウム?バリウム鉱の発見は、鉱區の重希土類賦存鉱物の重要なブレイクスルーだ。また鉱床の軽希土類?重希土類の分離メカニズムにもよい鉱物學の証拠と新しい認識を提供している。
白雲鄂博では1959年より計18種の新鉱物が発見されており、中國で発見された新鉱物全體の約10%を占めている。同鉱床は中國で新鉱物の発見が最多の鉱床でもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年1月16日
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