中國東北地域初の630平方mm斷面積海底ケーブルが送電開始
6月17日に撮影された東北地域初の630平方mm斷面積海底ケーブルの敷設(shè)の現(xiàn)場(ドローンで撮影)。(畫像提供は國網(wǎng)大連電力供給公司)
中國東北地域初の630平方ミリメートル斷面積海底ケーブル送電線66kV王海線が14日午後4時頃、遼寧省大連市長海県で送電に成功した。これは中國で唯一の離島県に、より十分な電力保証を提供する。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
遼寧省長海県は遼東半島の東に位置する中國唯一の離島県だ。海底ケーブルは陸から島に送電するための唯一のルートだ。1980年、35kV城子坦?大長山海底ケーブルの敷設(shè)に成功し、長海県に常時電気が通らないという歴史に完全に終止符を打った。しかしその使用期間が長く、絶縁水準(zhǔn)がシステム運(yùn)営の要求を満たせなくなった上、現(xiàn)地の電力消費(fèi)量が急増したため、従來の海底ケーブルではその他の電力供給線が故障した場合の負(fù)荷に耐えられなくなった。
66kV王海線改造プロジェクトの投資総額は2億200萬元(1元は約20.8円)で、計5.067kmの送電線を改造し、20.11 kmの海底ケーブルを新設(shè)した。プロジェクトは今年3月に正式に著工し、今月14日に竣工し稼働開始した。施工中には離島の交通輸送が困難で、海域の気象が複雑といったさまざまな難題を克服し、8ヶ月のハードな工事を経て期限通りの稼働開始を保証した。
66kV王海線が順調(diào)に稼働開始した後、長海県の電力供給能力が倍増し、地域の電力供給の信頼性を効果的に高めるとともに、東北地域の海底ケーブルのスマートな運(yùn)営?メンテナンス管理の新たな段階を迎えた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月15日
注目フォトニュース
関連記事
- 絶景!女性カメラマンが豪州の海底を撮影
- 海底多用途ボーリングマシンが試験に成功、世界一流の技術(shù)水準(zhǔn)に
- 水中カメラマンがとらえた鮮やかな海底の世界 海南省三亜
- 寧波と舟山を結(jié)ぶ中國內(nèi)初の海底高速鉄道トンネル
- 中國初の高速道路海底インターチェンジの主體構(gòu)造が完成 広東省
- ポール?アレン氏の調(diào)査チーム、第二次大戦中に沈んだ空母を発見
- 西太平洋の「海底の花園」マゼラン海山の生物たち
- 世界一深い海底ポスト、臺灣地區(qū)で利用スタート
- 有人潛水艇「蛟竜號」、インド洋北西部の海底火山を調(diào)査
- 大連灣海底トンネルが來年に開通 中國北方初の海底トンネル
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn