広東省、「粵港澳大灣區データ特區」の構築を模索
広東省政府はこのほど、「広東省人民政府の汎用人工知能(AI)産業イノベーション牽引地の建設加速に関する実施意見」を承認し、「粵港澳大灣區(広州、仏山、肇慶、深圳、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區によって構成される都市圏)データ特區」の構築を模索すると打ち出した。広東省は2025年までに、スマート計算力の規模で世界をリードし、全省のAIコア産業規模が3000億元(1元は約20.8円)を突破し、國家汎用AI産業イノベーション牽引地になる見込みだ。新華社が伝えた。
広東省政府新聞弁公室は13日に記者會見を開いた。広東省科學技術庁の王月琴庁長は、「同実施意見は汎用AI産業イノベーション発展に焦點を當て、22件の政策措置を重點的に打ち出した。計算力、アルゴリズム、データ、産業、エコシステムなどの面の重要なブレイクスルーを目指す」と説明した。
同実施意見は広東?香港?澳門の協同発展を強調した。香港と澳門の人材?資源の優位性を十分に活用し、橫琴、前海、南沙、河套の4つの協力プラットフォームの前進拠點?実験田としての役割を果たし、「データ特區」の建設を真っ先に打ち出し、灣區內でのデータ流通規則體系の模索?構築及び運営メカニズムの整備を目指す。
同実施意見は全國スマート計算力ハブセンターの構築を打ち出した。獨自の計算力半導體及びツールチェーンの研究開発により、完全で獨自のAIソフト?ハードウェアエコシステムを構築し、國家計算力総調節センターなどの建設を急ぎ、広東省がスマート計算力の規模で顕著な優位性を形成するよう推進する。
同実施意見はさらに、産業化の目標を強調した。國家次世代AIイノベーション発展試験エリアと國家AIイノベーション応用先導エリアの建設などの広東省の重要なチャンスを十分に活用し、複數の重點産業パーク?産業拠點の建設を推進し、AIリーディング企業?イノベーションプラットフォームのモデル的役割を発揮し、応用シーンを絶えず充実させ、成果の応用を推進し、世界的な影響力を持つ汎用AI産業イノベーション牽引地を建設する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年11月14日
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