18日夜に第81回世界SF大會の開幕式で行われたドローンショー。（撮影?沈伯韓）

第81回世界SF大會（ワールドコン）が18日夜、四川省成都市で開幕した。本大會は「共生紀元」をテーマに、22日まで開催される。開幕式、閉幕式、ヒューゴー賞授賞式の3大イベント以外にも、200回以上のテーマサロンやテーマ展示會などの各種イベントが行われる。新華社が伝えた。

同大會は世界で最も注目され、歴史が最も長く、規模と影響力が最大のSF文化テーマイベントで、中國での開催は初めてとなる。成都はアジアで2番目の開催都市ともなった。

世界SF協會ブランド保護委員會委員で、本大會共同議長のBen Yalow氏はあいさつの中で、「中國のSFファンと手を攜え、迫力満點の世界SF大會に共に立ち會うのは今回が初めてだ。大會はより興味深く、多元的になる」と述べた。

注目のヒューゴー賞のトロフィーの臺座部分も開幕式でお披露目された。それは、タイムトンネルから顔を出すパンダがロケットを仰ぎ見ながら未來に手を振り、SFに敬意を表するというものだ。中國文化の要素がこの臺座に採用されるのも今回が初めてだ。

SF小説の世界最高の賞であるヒューゴー賞も21日夜、成都SF館で発表される。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年10月19日