習近平國家主席は9月1日、國賓として訪中したベナンのタロン大統領と北京の人民大會堂で會談した。両國首脳は中國とベナンの戦略的パートナーシップの構築を宣言した。新華社が伝えた。

近年、習主席とタロン大統領の指導の下、中國ベナン関係は良好な発展の勢いを維持し、雙方は政治的相互信頼を強化し続け、各分野の協力で実りある成果を挙げ、地域?國際問題で緊密な意思疎通と協力を行ってきた。

習主席は會談で「中國はアフリカが世界の政治?経済?文明発展の重要な一極となることを支持する。中國の新たな発展によってアフリカに新たな機會を提供し、ベナンを含むアフリカ諸國と共に、中國アフリカ協力フォーラムの成果をしっかりと実行に移し、『一帯一路』（the Belt and Road）共同建設イニシアティブ、グローバル発展イニシアティブとアフリカ連合（AU）の『アジェンダ2063』及びアフリカ各國の発展戦略との深い連攜を推し進め、アフリカの経済回復と持続可能な発展の実現を支持し、手を攜えて新時代の中國アフリカ運命共同體を構築することを望んでいる」と表明した。

「中國の対アフリカ政策は一貫している」。こう指摘するベナンの中國?アフリカ問題専門家は、「中國が打ち出した各措置は、全面的な発展の加速、現代化の実現というアフリカの差し迫った必要性と合致しており、中國アフリカ協力フォーラムの『9つのプロジェクト』と『一帯一路』協力とも相互に呼応している。アフリカ諸國はこの発展のチャンスを存分に利用する必要がある」と語る。

首脳外交の導きと推進の下、中國とベナンの関係は質的に向上し、高度化し、新たな段階へと足を踏み出し、中國とベナン、中國とアフリカの協力及び新時代の中國アフリカ運命共同體の構築に力強い原動力を與えている。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年9月4日