第14期全國人民代表大會(全人代)第1回會議が13日午前に閉幕し、李強國務院総理が人民大會堂3階の金色大庁(ゴールデンホール)で総理記者會見に臨み、國內外の記者の質問に回答した。
【記者】現在、地政學的摩擦と脫グローバル化が激化し、中米関係は緊張?対立しており、中國は一貫して改革開放を推進すると強調するものの、外資系企業はなお安心感を得られず、中國からの撤退を考え始めたところもある。中國の対外開放政策はこれから変化するか。
【李総理】今年は中國の改革開放45周年にあたり、改革開放は中國を発展させ、世界にも影響を與えた。統計や関連調査によると、圧倒的多數の外資系企業が引き続き中國での発展の見通しに期待を示している。昨年の中國の実行ベース外資導入額は1890億ドル(1ドルは約134.4円)に達し、過去最高を更新した。このデータを新型コロナウイルス感染癥発生前、すなわち3年前と比較すると、500億ドル近く増えており、中國が引き続き世界の投資先であることがわかる。対外開放は中國の基本政策であり、外部の情勢にどんな変化があっても、中國は必ず揺るぎなく前に向かって進んでいく。
中國國際輸入博覧會は、中國が主體的に世界に市場を開放し、発展チャンスを共有するための重要措置だ。輸入博の開催は開放型の中國の大市場が世界各國の企業の発展にとって大きなチャンスであることを十分に物語る。今年、中國は高いレベルの國際経済貿易ルールに応じてさらなる開放拡大を進め、中國の対外開放のドアはますます大きく開かれ、対外開放の環境はますますよいものになり、サービスはますます優れたものになるだろう。開放された中國、発展する中國はみなさんの投資と事業進出を大いに歓迎する。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月13日