調(diào)理ロボットが作り、天井に張り巡らされたレールで料理が運(yùn)ばれる北京冬季五輪スマート食堂

人民網(wǎng)日本語版　2022年01月14日15:09

北京冬季五輪MMC（メインメディアセンター）がこのほど運(yùn)用を開始した。同センターの地下にあるスマート食堂は、約1千人が同時(shí)に利用することができ、國內(nèi)外の報(bào)道関係者の間で、人気の撮影スポットとなっている。

カウンターでハンバーガーを注文すると、傍にある調(diào)理スペースで、調(diào)理ロボットが自動(dòng)でバンズを溫め、パティを焼き、レタスとソースを挾み、マシンによってパッケージされ、完成する。1回の食材補(bǔ)給で計(jì)300人前を連続して作り上げることができるため、ピーク時(shí)の需要にも十分対応することができる。

ハンバーガーに欠かせないのがフライドポテト！揚(yáng)げ物を作るロボットアームは、まるでモグラ叩きをするように、素早い動(dòng)きでフライドポテトの揚(yáng)げ具合を調(diào)整している。この揚(yáng)げ物スマートロボットは、冷蔵庫から食材を取り出して油で揚(yáng)げ、容器に盛りつけるところまで全自動(dòng)で行い、注文に基づいて各種食材を自動(dòng)的に識別して取り出し、油で揚(yáng)げるエリアまで運(yùn)んだ上で、異なる食材や異なる調(diào)理法に基づき、油の溫度や調(diào)理時(shí)間をコントロールすることができる。

では、ご飯ものを食べたい場合はどうする？そんな場合も大丈夫！スマート土鍋調(diào)理マシンは冷蔵庫や調(diào)理モジュールなどから構(gòu)成されており、36個(gè)のコンロを同時(shí)に操り、ちょうどいい火加減を保ち、土鍋のフタを開けて、油や調(diào)味料を注ぐといった操作を行い、全ての客に見事なおこげがついた本格的な煲仔飯（広東風(fēng)土鍋ご飯）を全自動(dòng)で作り上げてくれる。

もちろん炒め物もばっちり！整然と並んだスマート中華鍋が世界の名シェフから直接教えを受けているからだ。

調(diào)理技術(shù)や料理の食材に基づき、コンロの上での鍋の動(dòng)きや、火加減のコントロールに関するデータをコンピュータに入力し、調(diào)整テストを繰り返すことで、「一流シェフ」のレベルを完全に再現(xiàn)している。食材の投入、炒める動(dòng)作、油や水を注ぐことだけでなく、中華鍋の洗浄や盛り付け配膳の全プロセスまで一體化?全自動(dòng)化を?qū)g現(xiàn)している。この調(diào)理ロボットは、宮保鶏?。嵢猡去冤`ナツのピリ辛炒め）や東坡肉（豚バラ肉の角煮）など數(shù)十種類の伝統(tǒng)的な中國料理だけでなく、イタリア料理のミートソーススパゲティなど多種多様な主食も作ることができる。中國料理として有名な餃子やワンタンなど當(dāng)然お手の物だ。

そして最後を締めくくるのが、配膳だ。食堂の中國料理エリアを仰ぎ見ると、天井部分に張り巡らされた透明のガラスレール上を小さな配膳ロボットカーが縦橫無盡に行き來しているのを目にすることができる。スマート中華鍋が調(diào)理?盛り付けした料理を、スマートシステムが配膳ロボットカーに託し、最短ルートを手配する?？亭献⑽钠堡擞涊dされた番號の席につくだけで、調(diào)理された料理が配膳ロボットによって頭上のレールを通ってテーブルまで屆けられ、料理がまさに「天から降りて來る」のだ。