東京電力の原発汚染水処理裝置の破損が明らかになったことについて、中國外交部（外務(wù)省）の趙立堅(jiān)報(bào)道官は15日の定例記者會(huì)見で、「これはまず、日本の原発汚染水処理設(shè)備が信頼に足るか否かについて人々に疑念を抱かせるものであり、また原発汚染水の処分に直接的責(zé)任を負(fù)う日本の東京電力の管理の混亂を露呈するものだ。日本は國際社會(huì)に向けて説明を行う必要がある」と述べた。

【記者】東京電力が13日の原子力規(guī)制委員會(huì)の會(huì)合で、福島第一原子力発電所の原発汚染水浄化に用いる多核種除去設(shè)備（ALPS）のフィルターが25ヶ所中24ヶ所破損していたことを報(bào)告したとの報(bào)道について、中國としてコメントは。

【趙報(bào)道官】中國がこのような報(bào)道を目にするのは初めてではない。これはまず、日本の原発汚染水処理設(shè)備が信頼に足るか否かについて人々に疑念を抱かせるものであり、また原発汚染水の処分に直接的責(zé)任を負(fù)う東京電力の管理がどれほど混亂しているかを露呈するものだ。これまで何度もデータを改竄し、事故を報(bào)告せずに隠蔽してきた同社の「前科」を考えると、この問題に関心を持つ誰しもが「莫大な量の原発汚染水を処理する能力が東京電力にはあるのか？」、「日本政府の管理監(jiān)督は行き屆いているのか？」、「日本は原発汚染水の海洋放出という決定に責(zé)任を負(fù)うのか？」と問わずにいられない。これらは、日本が國際社會(huì)に向けて説明を行う必要のある問題だ。

日本の福島原発汚染水の処分問題は慎重の上にも慎重を期さなければならず、過失は許されない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月16日