雲(yún)南省保山市竜陵県小黒山省級(jí)自然保護(hù)區(qū)の技術(shù)スタッフは、野生動(dòng)物の寫真を整理している際、白と黒のシンプルな色合いで、羽の模様が中國(guó)の磁器「染付」に似たような鳥が寫っているのを発見した。鑑定の結(jié)果、その鳥はブッポウソウ目カワセミ科のヒメヤマセミであることが分かった。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

今年に入ってから、竜陵県で初めて生息が確認(rèn)された野生動(dòng)物はこれで9種類目（うち8種類が鳥類）となる。これで、竜陵県で生息する野生の鳥類は299種類となり、雲(yún)南省の945種類の31.64％を占めている。また、同県小黒山保護(hù)區(qū)の野生脊椎動(dòng)物の種類は2006年の468種類から543種類に増えた。

ヒメヤマセミは主に、低い山の渓流や平野部の河川、湖など広い水域の岸辺に生息しており、小魚を主なエサとしている。中國(guó)では主に長(zhǎng)江より南の地域や雲(yún)南省、広西壯（チワン）族自治區(qū)などの地域に生息している。「中國(guó)脊椎動(dòng)物レッドリスト」（蔣志剛等、2016）の「低危険種（LC）」に指定されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月23日