ヤンソンテナガコガネ （畫像は竜泉宣伝部が提供）

浙江省竜泉市石達石街道（エリア）でこのほど、市民の李世昌さんが前足の長い大きなコガネムシを偶然発見。関連當局の鑑定の結(jié)果、中國の國家二級保護動物に指定されており、個體數(shù)が非常に少ないヤンソンテナガコガネであることが確認された。體長は約7センチ、幅は約4センチだった。中國新聞網(wǎng)が報じた。

ヤンソンテナガコガネ （畫像は竜泉宣伝部が提供）

石達石街道で仕事をしている李さんは、「當時、好奇心から捕まえた。微信（WeChat）のモーメンツに畫像をアップすると、友人らが『何の昆蟲？』と議論していた。オフィスビルの前で『國寶』を発見できるなんて、とても幸運だ」と話した。

鑑定と撮影が終わると、関連當局の職員は林にヤンソンテナガコガネを返した。

ヤンソンテナガコガネを林に返す職員。（畫像は竜泉宣伝部が提供）

ヤンソンテナガコガネは、常緑広葉樹林に生息し、生息に適した環(huán)境が限られており、通常、自然保護區(qū)に生息。個體數(shù)は非常に少なく、希少価値の高い昆蟲だ。

麗水市生態(tài)環(huán)境局竜泉分局の関係責任者によると、「人口が密集し、工業(yè)が発達している石達石街道の工業(yè)パークでヤンソンテナガコガネが発見されるというのは、非常に珍しいケース。竜泉市で発見されたのは今回が初めてで、麗水市の國家保護動物分布範囲が広がった」。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月17日