新型コロナウイルスによる肺炎の患者は回復期にどのような點に注意すべきだろうか。浙江中醫薬大學附屬第一病院重癥醫學科の江栄林主任は以下の4點を提案している。新華網が伝えた。

（1）回復期に入ったら、過度の興奮を避け、平常心を保ち、過度の疲労を避けること。

（2）現在の研究では、回復期の人はすでに回復し退院していても、體內のウイルスは完全に消えているとは限らないため、さらに一定期間隔離する必要があると考えられている。このため、この段階では會食を含め人の集まる活動に參加してはいけない。家族からも十分に隔離し、単獨の部屋に住む必要がある。自宅の庭を散歩したり、體操をするのは問題ない。食事は、消化にいいあっさりしたものを摂り、ビタミンの補給に努めること。

（3）回復期の患者は免疫機能がまだ強くなく、細菌感染など外部の他の微生物に侵入されやすいため、保溫に心がけ、マスクをするべきだ。

（4）回復期の患者は元の擔當醫や現地コミュニティの醫師と連絡を保ち、醫療上の問題や不快な感覚があれば、相談した方がよい。また、退院後約2～4週間は、元の病院で擔當醫の再診を受けることができる。內臓機能や免疫機能の回復狀況を検査するなど、醫師の簡単な処理によって回復をさらに早めることができる。（編集NA）

「人民網日本語版」2020年3月5日