甘粛省の敦煌研究院は9日、「中國全土で新型コロナウイルス感染拡大防止?抑制の期間中、世界文化遺産に登録されている仏教遺跡?莫高窟は一時的に閉鎖されているものの、インターネット上の『デジタル敦煌』プラットフォームを通して、莫高窟の四季折々の風景を『観光』することができる」と、オンライン見學をPRした。中國新聞網が報じた。
今回敦煌研究院が打ち出したのは「莫高窟の四季」で、そのQRコードをスキャンすると、莫高窟の春夏秋冬を鑑賞することができる。
「デジタル敦煌」を通して、莫高窟の四季折々の美しい風景を楽しめるほか、神秘的な壁畫や粘土で作られ彩色された像?彩塑などの敦煌アートを「至近距離」で楽しむことができる。
神秘的な石窟を「見學」した後、「観光客」はさらに企畫「季節の行事や自然の移り変わりと敦煌」を通して、中國の伝統的な祝祭日や二十四節気を、敦煌の壁畫、塑像、出土した文獻などと結びつけ、古代の人々の知恵や成果を現代の人々の生活と巧みにそしてユニークにコラボさせたコンテンツを楽しむことができる。そこでは、人的?文化的な深みに満ちた中國伝統の行事が、オシャレなライフスタイルとして描寫されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年2月11日