中國関連のネガティブな規定複數を含む法案に米側が署名したことについて、國防部(國防省)の呉謙報道官は26日「中國軍はこれに斷固として反対する。すでに中國側は米側に厳正な申し入れを行なった。冷戦思考と覇権論理を棄てて、中國への內政干渉を直ちに止めるよう米側に促す。法案の中國関連のネガティブな規定を実施してはならない」と表明した。
米側は現地時間20日、2020會計年度國防権限法に署名した。呉報道官は「この法案の中國に関する記述は冷戦思考に満ちており、中米間の競爭を誇張し、いわゆる『中國の軍事的脅威』を大げさに宣伝し、臺灣地區、香港地區、新疆地區に関するネガティブな規定複數を含んでいる。これは中國への粗暴な內政干渉、『一つの中國』原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定への重大な違反であり、中米両國?両軍関係の発展を破壊し、中米間の相互信頼と協力を損なうものである。中國軍はこれに斷固として反対する。すでに米側に厳正な申し入れを行なった」と述べた。
また「臺灣地區は中國領土の不可分の一部だ。臺灣問題は中國の內政であり、中國の核心的利益と中國人民の民族感情に関わり、いかなる外國の干渉も許さない」と指摘。
「我々は、いかなる國が臺灣地區といかなる形式の公的往來及び軍事的結びつきを持つことにも斷固として反対する。『臺灣地區によって中國を牽制する』という米側の愚かな企みは、完全に不可能な夢想だ」と述べた。