日本で放送された中國ドラマを振り返って見ると、「中二病でもありながら、とても熱いものも感じる」日本語タイトルが付けられるというのが一種のスタイルのようになっている。
例えば、「還珠格格」の日本語タイトルは「還珠姫 プリンセスのつくりかた」だった。「姫」という言葉には何の違和感もなく、主人公の小燕子の可愛さが増すタイトルになっている。「金枝欲■(■は薛の下に子)」の日本語タイトルは「紫禁城 華の嵐」だった。日本の視聴者の間で同ドラマは好評を博し、中國版「大奧」と稱された。
その他、「歩歩驚心」の日本語タイトルは「宮廷女官 若曦」、「瑯▲榜(▲は王へんに邪)」は、「瑯▲榜~麒麟の才子、風雲起こす~」だった。また、「宮廷の諍い女」というタイトルで放送された「後宮甄嬛伝」に出てくる名臺詞「賤人就是矯情」が「貓かぶってるクソアマ」と翻訳されたことについては、多くの中國人から「中國語のセリフにある重みがなくなってしまっている」と失望の聲があがっている。
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