中日平和友好條約締結の40周年を記念した「墨韻?匠心」尉天池?蘇士澍?覃志剛?劉洪友書法蕓術展が今月4日から9日にかけて東京で開かれた。同展では、中國蕓術研究院客員教授?江蘇省書法家協會名譽主席の尉天池氏、中國書法家協會主席の蘇士澍氏、第9回中國文學蕓術界連合會副主席?北京大學客員教授の覃志剛氏、全日本華人書法家協會名譽主席、日本中國書法學院院長の劉洪友氏の書道家4人の書道作品が展示された。最終日となった9日には同展の祝賀會が行われた。人民網が伝えた。
祝賀會には、在日本中國大使館の程永華大使や日本の高村正彥自民黨副総裁などが祝福に駆け付けた。
程永華大使は挨拶の中で、「漢字?書道文化交流は中日間で1000年以上の歴史があり、書道は日本で現在でも広く普及している。日本には書道協會など、書道に関係する様々な組織があり、中國との交流も行われている。書道は中日両國民が友好交流を深めるための重要なツールだといえる。書道を通して、両國民の相互理解?文化交流を促進してほしい」と語った。
高村正彥自民黨副総裁は挨拶の中で、「漢字の伝來とともに、日本では書道文化も生まれた。漢字と同じく書道も中國が本家であり、中國の書道は日本の書道界に影響を與えている。また、日本の現代書道の蕓術性は中國の書家にも大きな影響を及ぼした。今回の蕓術展において日本と中國の書道家が互いに交流し、切磋琢磨することが文化交流の中樞の一つとなり、日中友好に良い影響をもたらすことを期待している」との思いを述べた。
中國書法家協會主席の蘇士澍氏は挨拶の中で、「漢字は言語交流だけでなく、東アジアの國々の文化を結ぶもの。中國書法は中華民族の獨特な蕓術形式?表現方法でありながら、中日両國で広く愛されてきた。今回の蕓術展の開催により、書法蕓術を通じて中日両國の架け橋となり、中國現代書法の狀況、現代中國の価値観を表現することで、中日両國の距離を縮め、両國の文化交流事業の展開に貢獻できればいい」と述べた。
その後、4人の書道家による座談會が行われ、中日両國の書道の共通點や書道文化の特徴、歴史などについて語り合った。今回のイベントを通じて、參加者たちは中日両國の書道文化?歴史などに関する知識を深めていた。(文?木村雄太)
「人民網日本語版」2018年9月11日
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