四川省広元市報道弁公室は5日、同市の白龍湖で転覆した遊覧船の沈沒位置が確認(rèn)されたことを明らかにした。これまでのところ、船內(nèi)で生存者は確認(rèn)されていなかったという。人民日報が報じた。

4日午後12時ごろ、広元市輪船公司が所有する遊覧船「雙龍」號は、乗客乗員18人（うち3人は船員およびその家族）を乗せ、利州區(qū)三堆鎮(zhèn)塩井渓埠頭を出発、白龍湖小三峽観光地に向かっていた。「雙龍」號が帰路につき、三堆鎮(zhèn)飛風(fēng)村三組水域を航行していた午後2時半ころ、転覆事故が発生した。

事故當(dāng)日の夜、救援隊4隊が続々と転覆現(xiàn)場に到著、直ちに救援活動を開始した。大まかな事実確認(rèn)の結(jié)果、事故が起きた遊覧船は40人乗りで、実際には18人の乗客乗員が乗っていた。事故発生後、4人が救助され、うち3人は危険な狀態(tài)を脫したが、1人の子供が救助の甲斐なく命を落とした。殘る14人はまだ行方不明。乗っていた18人の名簿はすでに公開されている。四川省はすでに事故調(diào)査チームを立ち上げ、さらなる調(diào)査を進(jìn)めている。

5日午前、交通運輸部（省）に派遣された事故調(diào)査チームは、遊覧船が転覆?沈沒した現(xiàn)場に駆けつけ、事故調(diào)査作業(yè)を指導(dǎo)した。同日午後の時點で、現(xiàn)場には救助船28隻と救助隊員約300人が投入された。交通運輸部所屬の煙臺引揚局は、深水域の捜索?救援活動のために、技術(shù)スタッフとダイビング裝備を現(xiàn)場に配備した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月6日