テロ警戒で厳戒態勢が続くベルギーの首都ブリュッセル。ベルギー警察當局が、「大規模な対テロ作戦が展開されている間、ソーシャルメディア上で、自分たちの動きを示す情報が拡散しないよう、投稿を自粛してほしい」と要請する「ブリュッセル封鎖」とのハッシュタグが瞬く間に拡散し、市民が22日、次々に貓の畫像を投稿する「神対応」を見せた。新華社が報じた。
市民らは現場の寫真や警察の行動の詳細を投稿する代わりに、ネコの畫像を投稿し、テロリストを撹亂。ネット上は數時間で貓の畫像であふれるようになり、その數の多さに、ネットデータを分析する専門家は、「この1時間で見た貓の數は、私がこれまでに見た貓の數より多い」と語った。べルギーの國民のユーモアで迅速な対応は、他の國のネットユーザーの間で好評を博している。
対テロ作戦終了後、ベルギー當局の報道官は、市民の協力に感謝を表した。
「人民網日本語版」2015年11月26日