國防科技工業軍民融合発展成果展で発表された情報によると、中國核工業集団と中國広東核電集団が共同開発した第3世代原子爐技術「華竜1號」が、國防科技工業軍民融合発展技術革新賞を受賞した。新華社が伝えた。
華竜1號は、中國の30年あまりの原子爐研究?設計?製造?建設?稼働の経験を踏まえた上で、世界の第3世代原子爐技術の先進的な理念を參考に開発された、完全に獨自の知的財産権を持つ第3世代原子爐ブランドだ。同技術は高い安全性?先進性?経済性を持ち、世界トップレベルに達している。中國核工業集団は現在、英國、アルゼンチン、エジプト、ブラジルなどの歐州?中南米?アフリカ?南アジアの約20カ國と、原子爐技術の協力を展開している。華竜1號はすでに、海外に根を下ろしている。
華竜1號の1基目の國産化率は85%以上に達している。設計上の使用壽命は60年間で、18ヶ月ごとに燃料棒の交換を行う。発電所の利用率は90%に達する。華竜1號を輸出する場合、設計?製造?施工?技術サポートは中國國內から提供される。1基當たり8萬種以上の設備が必要になり、200社あまりの企業が製造と建設に參與する。これにより、15萬人の雇用機會が創出される。これに燃料棒の供給や建設後のサービスを加えると、使用壽命を終えるまで1基當たり約1000億元(約2兆円)の生産高を創出できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月20日