アジアインフラ投資銀行（AIIB）協(xié)定署名式が先日北京で行われ、AIIBの設(shè)立は歴史的意義を持つ最も重要な一歩を踏み出した。これにより2013年以降中國(guó)が世界に発してきた一連の提案、理念、構(gòu)想が続々と実を結(jié)ぶことになる。（文：華益文?國(guó)際問題専門家。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

　2013年9月、10月の外遊で習(xí)近平國(guó)家主席は「シルクロード経済ベルト」と「21世紀(jì)の海のシルクロード」という重大な提案を打ち出した。その後の1年余りで60余りの沿線國(guó)や國(guó)際組織が前向きに応じ、中國(guó)は「1ベルト、1ロード」建設(shè)事業(yè)の指導(dǎo)チームおよび調(diào)整の仕組みを設(shè)けるとともに、「1ベルト、1ロード」建設(shè)のビジョンと行動(dòng)文書をまとめ、発表し、シルクロード基金を創(chuàng)設(shè)した。「1ベルト、1ロード」の枠組で、早期収穫としてインフラ?コネクティビティ関連事業(yè)の推進(jìn)も著実に始まった。

　2013年3月、習(xí)主席は國(guó)家主席として初の外遊で、協(xié)力?ウィンウィンを柱とする新型の國(guó)際関係の共同構(gòu)築を各國(guó)に呼びかけた。過去2年余り、中國(guó)は主要な大國(guó)との関係について積極的に計(jì)畫を立て、中米の新型の大國(guó)関係の構(gòu)築を打ち出すとともに、これについて米側(cè)と重要な共通認(rèn)識(shí)にいたり、両國(guó)関係は安定的発展を全體的に維持した。中露包括的戦略協(xié)力パートナーシップの推進(jìn)において新たな発展を遂げ、両國(guó)の戦略面の相互信頼は深化し続けた。EUとは協(xié)力分野を一層拡大し、戦略関係水準(zhǔn)を高め続けた。

　2013年10月、習(xí)主席は中國(guó)周辺外交政策座談會(huì)で、新時(shí)期の周辺外交理念の基調(diào)を「親、誠(chéng)、恵、容」の4文字で定め、「運(yùn)命共同體意識(shí)を周辺國(guó)に根付かせる」よう指示した。2年余り、中國(guó)外交は正しい義利観を?qū)g行し、周辺との善隣友好関係を全力で安定、発展させ、途上國(guó)との友好協(xié)力の強(qiáng)化に力を入れ、多くの成果を挙げた。