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2015年7月1日  
 

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中國製ポリオワクチン、正式に販売開始

人民網日本語版 2015年07月01日11:05

中國の醫學科學院醫學生物學研究所は30年弱の研究を経て、セービン株急性灰白髄炎(ポリオ)ワクチン(sIPV)を6月30日に発売した。同ワクチンの発売によって、中國のポリオワクチンの生産の空白が埋められた。新華社が伝えた。

ポリオは小児麻痺とも呼ばれる。世界各國は主に注射用の不活化ポリオワクチン(IPV)と、経口生ポリオワクチン(OPV)を予防に用いている。経口生ポリオワクチンは高い効果を発揮し、価格も割安だ。しかし不活化されていないので、疾患のリスクがある。海外から輸入されるIPVは中國で販売されているが、価格が割高だ。中國がsIPVの生産に成功したことで、ワクチン接種の安全性が高まり、先進國のポリオワクチン生産の獨占を打破した。

同研究所のsIPV第1期生産能力は年産1500?2000萬回分で、全國の新生児の1回目の接種の需要を満たすことができる。第2期は2016年末竣工予定で、年産6000萬回分に達する見通しだ。生産開始後、全國の新生児の全過程の接種に対応できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月1日

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