「強(qiáng)迫癥（強(qiáng)迫性障害、OCD）を治すことができるプロフィール用アイコン」が、微信モーメンツで大流行している。これらのアイコンの特徴は、普通の微信プロフィールアイコンの右上に、赤い丸印があり、丸印に特定の數(shù)字が表示されていることだ。見たところ、微信の未読件數(shù)を表示しているようだ。いつもキチンとしていないと気が済まない人にとって、角にある赤丸印は、間違いなく「目障り」となる。強(qiáng)迫観念がむくむくと生じ、アイコン右上の赤丸が我慢できなくなり、ついクリックしてしまい、単なる「ひっかけ」だったことに気付く。これが、「強(qiáng)迫癥を治すアイコン」と呼ばれるようになった所以だ。揚(yáng)子晩報(bào)が伝えた。

〇モーメンツに「強(qiáng)迫癥を治すアイコン」が充満

野次馬根性の強(qiáng)いユーザーは、このプロフィール用アイコンを見ようと、微信のアドレス帳やモーメンツを開き、このアイコンの存在を確認(rèn)した。漫畫風(fēng)のウサギやライオン、白雪姫、ちびまる子ちゃんなど、アニメ漫畫のキャラクターは、一見別に変わったところはないが、彼らの左手が、一様に右上を指さしている。そこには赤丸があり、赤丸の中には、數(shù)字の「１」が表示されていた。見たところ、微信の未読件數(shù)を表示しているようで、この赤丸をクリックするようユーザーを誘っている。

偽物を本物のように見せかけて騙す「情報(bào)かく亂」によって、多くの「強(qiáng)迫癥患者」が混亂に陥っている。というのも、彼らは、アプリの情報(bào)で何かしらの「通知」が表示されていれば、絶対にそれを無視して攜帯を置くことができないからだ。「強(qiáng)迫癥を治すアイコン」は、まさに、この「強(qiáng)迫癥」患者の心理狀態(tài)を利用したものであり、偽の「通知」が示されたアイコンを表示することで、彼らを引っかけようとしている。