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人民網日本語版>>科學技術

北京市懐柔區、世界最大の煙霧実験室の建設を計畫

 2014年03月03日15:42
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 報道によると、中國人科學者が北京市懐柔區に、世界最大の「煙霧ボックス」を建設し、煙霧の形成と防止をシミュレートする計畫を立てている。同プロジェクトはすでに許可を得ているという。新京報が伝えた。

 ◆煙霧ボックス、予算は5億元

 最近のメディアの報道によると、中國科學院は北京市懐柔區で世界最大の「煙霧ボックス」を建設し、汚染の難題を解決しようとしている。同プロジェクトはすでに、発展改革委員會から許可を得ているという。

 一方、同プロジェクトの準備擔當者、中國科學院生態環境研究センター研究員の賀泓氏は2日、「中國科學院は同プロジェクトのプランを作成しており、発展改革委員會に報告した。しかし同プロジェクトは現在まで許可を得ていない」と語った。

 賀氏は、「大気環境仮想システムは膨大なプロジェクトとなり、現時點では5億元(約82億5000萬円)の予算を検討している」と述べた。

 ◆建設後は世界の科學者に開放


 大気汚染を研究する科學界には、一般的に二種類の研究方法が存在する。一つ目は、現実に存在する大気汚染の研究だ。例えば2008年に排出削減措置により汚染物質が激減した期間は、世界の大気物理科學者が重點的に研究を進める「自然の実験室」となった。

 二つ目は、閉鎖的な空間內でのシミュレーションで、「煙霧ボックス」と呼ばれる。一つの密閉された容器內に異なる汚染ガスを注入し、日照條件下のさまざまな化學反応を研究する。

 賀氏は、「許可が得られ建設された場合、全世界の科學者に向け開放する。中國の科學者だけではなく、全世界の科學者の実験を歓迎する」と表明した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年3月3日

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