■「旅行」実行に移している人は5割止まり
一方、市民が最もやりたいと思っている活動と、時間?資金を実際に投入している文化消費活動は必ずしも一致していないという実情が、調査によって判明した。統計データによると、時間?収入に十分に余裕があると仮定した上でやってみたい文化消費活動について、「旅行」と答えた人は82.3%に達し、その他の活動を大幅に上回った。だが、「実際に行っている文化消費活動は?」との問いに対し、「旅行」と答えた人は50%にとどまり、「旅行はしない」とした人は32.5%を占めた。
同じようなギャップが、スポーツや健康維持のための活動にも當てはまった。市民のうち「スポーツ?フィットネスをやりたい」と希望する人は29.8%だったが、実際にそれらの活動を行っている人は21.3%にとどまった。
また、調査によると、公演鑑賞、展覧會見學、研修?トレーニングプログラムへの參加などの文化消費活動については、「一度も參加したことがない」と答えた人が5割を超え、「過去に參加したことがある」とした人も、「參加する頻度は年に1回止まり」が多勢を占めた。
■ネット上の娯楽:秒殺(秒単位勝負)?オンライン読書?オンライン新聞
「家でネットを利用して娯楽活動をする時間」について、「2時間以上」と答えた市民は約3分の1、「1時間から2時間」が約2割と、ネット利用による娯楽?リラックス活動は、読書や新聞閲読の時間よりはるかに多かった。
市統計局?國家統計局北京調査総隊の擔當者は、「ここ數年、文化資源と科學技術との融合によって、感覚器官を通した文化消費の臨場感がぐんと高まった。室內で行う體感系の各種球技ゲーム、レーザー技術やホログラフィック映像技術の屋外大型ステージへの導入などは全て、伝統的?畫一的だった文化消費スタイルを全く新しい相互対話型?體験型レベルに引き上げた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月25日