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2025年初の國旗掲揚 天安門広場に5萬1千人

人民網日本語版 2025年01月02日16:12

1月1日午前7時ごろ、東から昇った朝日の柔らかい光が、中國の大地を照らした。北京の天安門広場には、そんな初日の出と共に、2025年1回目の國旗掲揚式を見ようと、5萬1000人の市民や観光客が集まった。

同日早朝、天安門広場の気溫は氷點下5度まで下がり、厳しい寒さとなり、時折冷たい風が吹いていた。しかし、中國各地からやって來た5萬人以上の人々の熱い思いが冷めることはなく、広場は熱気に包まれていた。

國旗掲揚式を見るために、はるか遠くのドイツから北京に駆けつけた學生もいる。ドイツのミュンヘンに留學している郭峰陽さんは、飛行機に10時間乗ってやって來ただけでなく、國旗掲揚式が始まる12時間前に天安門広場に到著したという。郭さんは「9年前に留學し、今は博士課程で學んでいる。異國の地にいると、祖國を思う気持ちがより強くなる」と話していた。

旗ポールの周囲に設置された観客エリアの最前列に立っていたのは、ほとんどが徹夜で式の開始を待っていた若者たちだ。少し疲れた表情を浮かべたその顔には、中國の國旗のフェイスシールが貼られ、気分を高揚させながら國旗を手で振っていた。四川省成都市の大學4年生?邵新宇さんは、2日前に北京に來て、一番良い位置に向かう最短ルートや入場券をチェックする場所などを確認し、當日夜中の1時に來て、ベストポジションを見事確保したという。

同日午前7時33分、國旗掲揚の始まりを告げるラッパの音が鳴り響くと、広場はすぐに靜まり返った。國旗護衛隊が整然と隊列を組んで行進し、金水橋を越えると、集まった人々の視線は自然と広場の中央に集まり、次々とスマホを手に取って、その厳粛で神聖な瞬間を撮影していた。

國旗が少しずつ掲揚され、7時38分にポールの最上部に達すると、広場の熱気は最高潮に達した。そして、平和を象徴する1萬羽以上のハトが一斉に放たれ、平和と友愛を伝えるため広場の上空へと飛び立った。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年1月2日

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