米アップル社のティム?クック最高経営責任者（CEO）は今月25日、北京で開催中の第2回中國國際サプライチェーン促進博覧會の會場に姿を現(xiàn)すと、「私は中國の協(xié)力パートナーを非常に重視している。彼らがいなければ、私たちは今の製品を作ることができない」と述べた後、展示ブースを見て回った。

アップルだけではない。今回の博覧會には海外の69の國?國際機関の700近くの展示事業(yè)者が出展し、そのうちフォーチュン?グローバル500と各産業(yè)のリーティングカンパニーの占める割合が60％を超えた。海外からの出展企業(yè)のうち、歐州と米國の割合が計50％に達した。

海外の有名企業(yè)及び経営陣が続々と「駆けつける」この博覧會には、一體どんな魅力があるのだろうか。

相次いで出展する多國籍企業(yè)が最も重視するのは、中國の整ったサプライチェーンシステムだ。これらの企業(yè)は博覧會でグローバル資源配置の中のサプライチェーンにおける最良の協(xié)力パートナーを見つけることができる。たとえばアップルは過去5年間に中國のスマート製造とグリーン製造分野へ200億ドル（1ドルは約152.9円）以上を投資し、今回の博覧會ではサプライヤー4社とともに出展しただけでなく、展示ブースにある「アップルの主要サプライヤー200社のうち80％以上が中國で生産を行っている」との表示が目を引いた。

今回の博覧會で展示されたのは個別の部品や製品ではなく、整った産業(yè)チェーンだ。これにより産業(yè)チェーン內(nèi)の企業(yè)には提攜協(xié)力に向けた絶好の機會が提供されている。

海外企業(yè)が大挙して今回の博覧會に出展したのは、好転し続ける中國市場を楽観視してのことでもある。製造業(yè)分野の外資參入制限の全面的撤廃、外商投資參入ネガティブリストの大幅削減、外資系企業(yè)の投資へのサービス保障の強化など、中國の政策は高水準の開放を持続的に拡大し、外資系企業(yè)の対中投資や中國での事業(yè)展開を後押しするとの積極的なシグナルを発しており、今回の博覧會に出展した外資系企業(yè)は中國経済の見通しに対して信任票を投じたと言える。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年11月27日