習近平國家主席は7日、中國を訪問したマレーシアのアンワル首相と北京の人民大會堂で會談した。新華社が伝えた。

習主席は「現在、中國とマレーシアは共に自國の発展と振興の重要な時期にある。雙方は國交樹立50周年記念及び『中國マレーシア友好年』を契機に、中國マレーシア運命共同體の構築の深化及び著実化を手を攜えて推進し、各々の発展目標の達成に助力し、地域の繁栄と安定に新たな一層の貢獻を果たすべきだ」と指摘。

「雙方は高水準の戦略的パートナーシップを発展させ、引き続き緊密な上層部交流を保ち、國政運営面の経験交流を強化し、政治的相互信頼を増進し、互いの核心的利益と重大な懸念を斷固として支持する必要がある。発展戦略の連攜を強化し、包括的な互恵協力を深め、『一帯一路』（the Belt and Road）の質の高い共同建設を推し進め続け、共同で『2ヶ國、ツインパークス』などのフラッグシップ?プロジェクトをしっかりと実施し、デジタル経済、人工知能（AI）、新エネルギーなど協力の新たな成長分野を築き、貧困削減関連の交流?協力制度の構築を検討する必要がある。マレーシアが中國國際輸入博覧會の場を活用し、自國の良質で特色ある産品をより多く中國市場へ投入することを歓迎する」と強調した。

アンワル首相は「マレーシア政府は中國との包括的な戦略的パートナーシップのさらなる深化、情報技術、デジタル経済、エネルギーなどにおける協力の強化に盡力する」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年11月8日