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月での科學研究ステーション建設、火星のサンプリング?リターン…中國の深宇宙探査計畫

人民網日本語版 2024年10月16日13:45

國家航天局システムエンジニアリング司の楊小宇司長は15日に行われた國務院新聞弁公室の記者會見で、「中國は將來の月探査において、月探査機の嫦娥7號と嫦娥8號を打ち上げる。嫦娥7號は月の南極の環境と資源を探査し、嫦娥8號は月資源の現地利用の技術検証を行う」と説明した。

楊氏は、「嫦娥7號と嫦娥8號は検証中の月科學研究ステーションの基本形を構成する。両者はさらに共同で、月內部構造のマルチフィジックスの総合探査を行う。検証中の國際月科學研究ステーションは先端技術検証を含む科學探査?研究や資源の開発?利用を持続的に実施し、多學科、多目標、大規模の科學技術活動となる」と述べた。

楊氏はさらに、「惑星探査の面では天問2號、天問3號、天問4號を打ち上げる。天問2號は小惑星のサンプルリターンを行う。まず小惑星を周回し総合探査を行ってからサンプルリターンを実施し、小惑星の進化と太陽系早期の歴史を研究する。天問3號は火星のサンプルリターンを行い、火星環境を探査する。天問4號は木星及び木星の衛星を研究し、木星の空間及び內部構造を探査する」と述べた。

中國はまた、有人月探査プロジェクトを実施する。中國有人宇宙事業弁公室報道官で同弁公室副主任の林西強氏は、「宇宙飛行士の月面探査活動の獨特の強みを発揮し、中國の地球外天體探査により大きな歴史的機會をもたらす」と説明した。

林氏は、「初の有人月面著陸前の飛行試験及び有人月面著陸の機會を統合的に利用し、大規模な宇宙科學実験を行う。現在は初期的に月科學、月面科學、資源探査?利用の3分野における科學目標の9つの主要な方向性を初期的に計畫している」と述べた。

月探査機の嫦娥6號が持ち帰った月の裏側のサンプルに関する研究はどれほど進んでいるのだろうか。楊氏は、「科學者は現在、サンプルの整理を行っている。初期的な物理、化學成分、構造の探査が完了し、大量の情報が得られた。例えば早期の月の進化や月の裏側の火山活動の情報で、これにはサンプル採取エリアの火山活動の歴史を記録した玄武巖、そしてその他のエリアの一部の非玄武巖物質が含まれる。これからは月サンプル分配の関連政策に基づき、今後の研究活動を行う」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年10月16日

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