グローバル安全保障イニシアティブ（GSI）研究センター設立ならびに「グローバル安全保障イニシアティブ実行進展報告」発表式が18日、北京で開催され、王毅中共中央政治局委員（外交部長）が書面で式辭を寄せた。新華社が伝えた。

王氏は「2022年4月、習近平國家主席は人類の未來と運命に立腳し、GSIを打ち出した。過去2年余り、中國は人類運命共同體の構築という理念を堅持し、國際社會と共にGSIを全面的に実踐し、多くの伝統的?非伝統的安全保障分野で人々の心を奮い立たせる一連の協力成果を収めてきた。本日発表した初の『グローバル安全保障イニシアティブ実行進展報告』は、こうした成果を體系的に整理したものであり、安全保障分野における國際公共財としてのGSIの現実的な意義と獨特の価値を各方面がより深く理解する一助となるだろう」と指摘。

「混迷する世界を前に、安全保障上の難題を打開し、世界の安定を維持するというGSIの持つ時代的価値が一層明確になっている。中國がグローバル安全保障イニシアティブ研究センターを設立したのは、より良く関連分野の研究を強化し、GSIの実行推進に貢獻し、世界の平和と安全の促進のためにシンクタンクとしてより多くの貢獻を果たすためだ」と強調した。

「グローバル安全保障イニシアティブ実行進展報告」は、理念の発展、國際社會の反応、20項目の重點的協力の実行の進展、協力のプラットフォーム及び制度の整備などの観點から、イニシアティブの理念と実踐について體系的な研究を行った。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月19日