高速鉄道「京広線」の全線において時速350キロでの運営開始
人民網日本語版 2024年06月17日13:39
北京市と広東省広州市を結ぶ高速鉄道「京広線」の湖北省武漢市と広東省広州市區(qū)間において15日から時速350キロでの常態(tài)化運営が始まった。これにより「京広線」の全線において時速350キロで運行することになり、高速鉄道網全體の効率がさらに高まり、沿線都市間の所要時間がさらに短縮された。
「京広線」は中國高速鉄道ネットワーク「八縦八橫」の「縦(南北)」のメインルートの一つで、総延長は2298キロ。北京市、河北省、河南省、湖北省、湖南省、広東省の6省?市を跨ぎ、北京?天津?河北の協(xié)同発展核心エリア、中原都市群、長江中流都市群、粵港澳大灣區(qū)(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區(qū)によって構成される都市クラスター)をカバーしている。
中國鉄路武漢局集団有限公司?武漢區(qū)間の副責任者を務める尹恒氏によると、「京広線」の全線において、通常350キロで運営されるようになると、輸送能力が4.2%上昇し、各區(qū)間の所要時間がさらに短縮されることになる。例えば、北京西駅と広州南駅區(qū)間の所要時間は最速7時間16分で、22分短縮された。また、武漢駅と広州南駅の區(qū)間は最速3時間22分で、24分短縮された。
これまで中國では、北京市と上海市を結ぶ「京滬高速鉄道」、北京と天津を結ぶ「京津都市間鉄道」、北京と河北省張家口市を結ぶ「京張都市間鉄道」、四川省成都市と重慶市を結ぶ「成渝旅客専用線」、「京広線」の北京?武漢區(qū)間の5本の路線が時速350キロで常態(tài)化運営しており、その総延長距離は3000キロ以上だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月17日
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