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世界で建設中の最大標高の風力発電所、1基目が據付に成功

人民網日本語版 2024年04月23日10:45

西蔵(チベット)自治區日喀則(シガツェ)市薩迦(サキャ)県の高原地帯で20日、中核匯能西蔵公司が投資し、中核二二公司が建設を請け負う中核集団初の西蔵風力発電プロジェクトである中核薩迦30萬kW風力発電?太陽光発電?エネルギー貯蔵一體化プロジェクト風力発電所の1基目の風力発電機の據付が完了した。試算によると、同風力発電所エリアの最大標高は5193mで、世界で建設中の標高が最大かつ単體の設備容量も最大の風力発電プロジェクトだ。科技日報が伝えた。

同プロジェクトはヒマラヤ山脈北麓に位置し、チョモランマ(エベレスト)の山頂からわずか140kmほどで、総発電設備容量は300MW、うち風力発電は200MW、風力発電機計40基設置され、単體容量は5MW。単體の風力タービンの直徑は183m、ブレードの長さは90.1m、ハブの高さは105m、総重量は483.9t。正常運転條件下で、単體のブレードが1周するたびに約3kWを発電でき、1時間で5000kWを発電し、一般的な4世帯家庭の年間電力需要を賄える。

プロジェクト完成後の年間発電量は6億kWh近くで、毎年の標準石炭使用約16萬4200t、二酸化硫黃排出約45萬3400t、二酸化炭素排出約45萬100tの削減に相當し、現地の経済?社會の質の高い発展を効果的に促進することになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月23日

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