千年の歴史をもつ甘粛省慶陽市環(huán)県の影絵芝居「道情皮影」は、古くからの影絵芝居蕓術(shù)と道情（唐の時(shí)代に道教の道観<寺院>で歌われた経韻＜道教音楽＞）が結(jié)びついたもので、道教音楽のメロディと曲調(diào)を取り入れていることから、中國の他の影絵芝居と比べ、よりゆったりと趣があり、2006年には國務(wù)院により第1陣の國家級(jí)無形文化遺産保護(hù)リストに認(rèn)定された。2011年には中國影絵芝居の代表として、陝西省渭南市華県の影絵芝居、河北省唐山市の影絵芝居とともにユネスコ無形文化遺産リストに登録された。

「道情皮影」が中國影絵芝居蕓術(shù)のオリジナルの姿をより完全にとどめていること、またたくさんの劇団が公演を続けていることから、環(huán)県は「中國影絵芝居の故郷」と命名されている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月23日