世界初のボタンの花から抽出された炭素で作られたダイヤモンドが17日、河南省洛陽市でお披露目された。この「ボタンダイヤ」は洛陽市の中國國花園錦繍館の展示ケースに置かれており、観光客向けに展示されている。光の下では特に華やかな輝きを放ち、多くの市民や観光客が寫真を撮っていた。中國青年報が伝えた。

洛陽生命寶石科技有限公司の責(zé)任者である王靜氏は、「この『ボタンダイヤ』は3カラットで、30萬元（1元は約21.4円）相當(dāng)の価値がある。當(dāng)社が生物炭素抽出技術(shù)を用いてボタンから炭素を抽出し、高溫?高圧で合成したものだ」と述べた。

ボタンの花は美しいが、開花期間は短い。ボタンの「命」を保ち続けるため、今年3月末、中國國花園は同公司と協(xié)力し、同園に栽培された1株目の樹齢50年近くの「洛陽紅」ボタンを選定し、ボタンによるダイヤの合成を?qū)g施した。このほど、このダイヤは同公司によって同園に寄贈された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月19日