32分! 長さ5100mの鋼材がハイエンドのケイ素鋼に変身
湖南浙湘新材料科技有限公司の作業場を訪れると、輸送や溶接などの「粗い作業」を擔當するほか、原材料の油脂洗浄などの「細かい作業」も巧みに行うロボットが見られ、この敷地面積4ヘクタールの大型工場は秩序正しく稼働していた。中國新聞網が伝えた。
ラインオフしたばかりのスチールコイルを自動でキャッチするロボットアーム。撮影?劉強
同公司技術品質部の唐振成部長は「作業員は?」という質問に対して、「この全自動スマート化生産ラインは重要工程100%の自動化、100%?フルタイムのオンライン検査を実現した。正常な稼働狀況下で、制御室には2人の作業員しかおらず、高度な自動化とスマート化を実現した」と説明した。
湖南浙湘新材料科技有限公司の完成品の作業場。撮影?呉永華
午前9時、作業が開始された。溶接、電解洗浄?脫脂、連続鋳造、焼鈍、コーティング、乾燥などの9工程を経て、湯気が立つケイ素鋼が32分後にゆっくりラインオフした。巻線機が製品を受け取り、結束と重量測定を行った。長さ5100mで重さ23トンの鋼材がハイエンドのケイ素鋼に変身した。
その間、ロボットは輸送や溶接などの「粗い作業」を擔當し、また原材料の電解液や超音波による油脂洗浄などの「細かい作業」も巧みに行った。作業場では従來的な人の手による箱詰めとフォークリフトによる輸送が淘汰された。クレーンが生産されたばかりの製品を摑み、材料ケースに入れると、下の電気制御搬送車が自動で輸送する。無人化生産がここでほぼ実現された。
唐氏は、「自動化24時間スマート作業場は、照明を落としても正常に稼働できる。生産効率と生産能力が大幅に向上した。スマート製造はすでに質向上及び効果拡大の強力なツールになっている」と述べた。
作業場の「データブレーン」である制御室に入ると、管理プラットフォームのディスプレイ畫面にデータが點滅し、工場の生産狀況や任務、品質、設備の監視などの狀況がリアルタイムで表示されているのが見られた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年3月20日
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