中國が今年の都市部新規(guī)雇用者數(shù)目標を「1200萬人以上」に設定
5日に審議された第14期全國人民代表大會(全人代)第2回會議の政府活動報告には、都市部の新規(guī)雇用者數(shù)1200萬人以上と調(diào)査失業(yè)率5.5%前後を今年の目標として掲げている。新華社が報じた。
都市部の新規(guī)雇用者數(shù)の目標は昨年の「1200萬人前後」から、「1200萬人以上」に調(diào)整され、より積極的な雇用目標を掲げることで、雇用を安定させることができるという強い自信を外部に発信する形となった。
國民の生活において最も重要な雇用は、経済発展の最も基本的な下支えでもある。では、今年の目標が上記のように設定されたのはなぜなのだろうか?
中國人民政治協(xié)商會議全國委員會の委員を務める中國労働?社會保障科學研究院の莫栄院長は、「民生に対する高い関心が示されており、現(xiàn)実を考慮した結果でもある。今年は、経済運営のリスクと課題が増え、重點グループの人々の就職のプレッシャーが増している狀況にあり、國民の雇用問題を必ず解決しなければならないという決意を際立つ位置に置くことで、雇用優(yōu)先という政策の方向性を示している」と説明する。
今年は都市部の新たな労働力人口を?qū)澫螭趣筏抗陀盲蚋咚疁胜钎`プさせなければならない。今年の高等教育機関卒業(yè)生は1170萬人以上と、再び過去最多を記録する見込みであると同時に、多くの出稼ぎ労働者の雇用問題も解決しなければならない。そのため、雇用安定が非常に重要なカギとなる。
目標達成は可能か?
政府活動報告は、今年の実質(zhì)GDP成長率目標を「5%前後」としている。これも、雇用と増収の促進といった面の必要を考慮したうえで設定された目標だ。
莫院長は、「経済成長と雇用創(chuàng)出の関係を見ると、GDPが1ポイント上昇すると、約200萬人の雇用が創(chuàng)出される。數(shù)年間の経済構造調(diào)整を経て、特にサービス業(yè)が急速に発展しているのに加えて、各級政府が雇用優(yōu)先政策を著実に実施しているのを背景に、経済?社會の発展が雇用を押し上げる力も著実に増強されている」と説明する。
過去3年の雇用目標達成狀況を見ると、都市部の新規(guī)雇用者數(shù)はいずれも1200萬人を超えている。2023年だけを見ると、GDP成長率は5.2%で、中國全土の都市部の新規(guī)雇用者數(shù)は1244萬人だった。また、農(nóng)村から出稼ぎに出る労働者の規(guī)模も拡大を続けているほか、貧困を脫卻した出稼ぎ労働者は3397萬人に達した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月7日
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