國際原子力機(jī)関（IAEA）の3月の理事會が4日、ウィーン國際センターで開會した。中國のIAEA常駐代表である李松大使は會議で、日本の福島原発汚染水の海洋放出問題における中國の原則的立場を詳しく述べたうえで、日本の原発汚染水海洋放出に対する國際的監(jiān)督の強(qiáng)化を中國が主張していることを強(qiáng)調(diào)した。新華社が伝えた。

李大使は「中國の立場は一貫した明確なものであり、日本による海洋放出に斷固として反対し、その停止を強(qiáng)く促している。日本が海洋放出を頑なに推し進(jìn)めたことに対して、中國は海洋環(huán)境と人々の健康に対して高度に責(zé)任を持つ姿勢に基づき、日本に対する?yún)椄瘠菍g効性ある國際的監(jiān)督の実施を他國に先駆けて主張した。中國をはじめとした利害関係國の斷固たる主張と持続的な努力があったからこそ、IAEA事務(wù)局は福島原発汚染水の海洋放出に対する國際的なモニタリング體制を構(gòu)築することができた。中國は事務(wù)局による福島でのモニタリング活動の実施を支持し、積極的にこれに參加すると同時に、日本と意思疎通を継続してきた。中國の主張と支持は、福島原発汚染水の海洋放出に対する國際的な監(jiān)督及びモニタリングへの重要な貢獻(xiàn)だ。中國など利害関係國が実際に參加することは、このモニタリング體制が厳格性、獨立性、実効性を真に実現(xiàn)するための重要な保証だ」と指摘。

「中國は日本に対して、國內(nèi)外の懸念を真剣に受け止め、周辺諸國など利害関係國が実際に參加する、真に獨立した実効性のある長期的な國際モニタリング體制の構(gòu)築に全面的に協(xié)力し、周辺諸國の正當(dāng)な懸念を適切に解決し、福島原発汚染水を適切に処分して、日本の行為による全世界の海洋環(huán)境及び人類の健康への被害を防ぐよう促す。中國は各方面と引き続き意思疎通や協(xié)力を強(qiáng)化し、日本に対するモニタリングを支持し、これに積極的に參加し、日本に対する國際的な監(jiān)督を強(qiáng)化して、各國の人々のためにきれいで安全な海洋を取り戻すことを望んでいる」と強(qiáng)調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月5日