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越境ECが急成長し少數言語話せる人材が引っ張りだこに

人民網日本語版 2024年02月28日15:46

越境ECが近年急速に発展するにつれて、中國の製品の世界各地に向けた輸出も加速しながら増加し、貿易に従事する多くの企業が少數言語を話せる人材を重視するようになっている。最近の求人狀況を見ても、少數言語を話すことができる人材が引っ張りだことなっていることが分かる。

浙江省寧波市はここ數日、卒業見込み大學生を対象とした就職フェアを開催し、企業300社以上が參加した。寧波市は貿易が非常に盛んで、參加した企業の約40%が越境EC業務に従事する人材を募集していた。國際貿易やビジネス英語専攻の需要が多いだけでなく、少數言語を専攻している卒業見込み大學生も引っ張りだことなっていた。

寧波市のある貿易會社で卒業見込み大學生を対象とした求人を擔當する于悅氏は、「ここ數年の狀況を見ると、少數言語を専攻した人材の需要が非常に高まっている。今年の春の求人では、卒業見込み大學生を約100人採用する計畫で、うち少數言語を専攻した大學生が約20-30%を占めるだろう」と説明した。

取材では、貿易関連のスタッフの1年目の年収は、英語を専攻した大學生の場合10萬元未満(1元は約20.9円)であるのに対して、少數言語を専攻した大學生の場合12萬-15萬元に達していることが分かった。アラビア語を學ぶ陳可萌さんは取材に対して、「今年の夏に大學を卒業するが、昨年12月に寧波市の上場している越境ECの分野のリーディングカンパニーからすでにオファーを受け取っている。今年1月には約5萬ドル(1ドルは約150.5円)の受注を成功させており、會社の提示する給與額にはとても満足している」としている。

ただ少數言語を話せる人材が引っ張りだことなっているものの、業界の専門家は、「高等教育機関は、盲目的にその波に乗って少數言語の學科を開設しないほうがいい。業界の各分野をじっくりと調査し、どのような學科やカリキュラムを設置するかを慎重に判斷しなければならない」との見方を示している。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月28日

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